ブランチとは?
履歴の流れを分岐して記録していくためのもの。分岐したブランチは他のブランチの影響を受けないため、同じリポジトリ中で複数の変更を同時に進めていくことができる。また、分岐したブランチは他のブランチと合流(マージ)することで、一つのブランチにまとめ直すことが出来ます。
実態は、コミットを指したポインタ。
ブランチを表示する
# ローカルのブランチを表示 git branch # リモートも含めてすべてのブランチを表示 git branch -a # ブランチを作成 git branch <ブランチ名>
ブランチを切り替える
# 既存のブランチに切り替える git checkout <既存ブランチ> # 新規ブランチを作成して、そこに移動する git checkout -b <新ブランチ>
git のバージョン2.23以降はgit switch
コマンドも使用可能
# 既存のブランチに切り替える git switch<既存ブランチ> # 新規ブランチを作成して、そこに移動する git switch -c <新ブランチ>
ブランチを統合する
作業ブランチに指定のブランチが統合される。
# <ブランチ名>を作業ブランチに統合する git merge <ブランチ名> # リモートブランチから統合する git merge <リモート名/ブランチ名>
mergeの種類
- Fast-Foward
- non-Fast-Foward
ブランチを削除する
git branch -d(-D:強制) <ブランチ名>